目次
新型GIGA(ギガ) ついに納車
今期も、代替えと増車を数台ずつ実施しようと考えているので、少しずつ新型ギガが増えてくると思います。納車された日はあいにくの雨でしたが、納車式の時間には雨も上がり、廃車になるダンプの退任式も一緒に執り行うことができました。
トラックへの感謝の気持ちを今後も忘れないようにしていきたいと思います。
新規稼働開始
この新規案件は、福岡営業所所属の矢永君が日々納品しているお客様から、矢永君の働きぶりをみて、是非とも大安に依頼したいと、お声を掛けて頂き、受注することができました。弊社には、今回だけではなく過去にも社員の皆さんの働きぶりをみて、新規案件を獲得したことが多々あったので、とても誇らしく思います。
今回、新規案件の乗務員として指名された瀬川君は、平成元年生まれの27歳で弊社には当初倉庫作業員として入社していただきました。
物流業界の前は、医療事務関係のお仕事をしていたそうで、物流はまったくの未経験でしたが、倉庫作業から始め、協力会社の倉庫で弊社と協力会社との橋渡しとなりながら物流のノウハウを基礎から学んでくれて協力会社からヘッドハンティングされそうになるまでに成長してくれました。
今後は、小型車から配送の業務に従事していただき、小型車班の核として頑張ってくれることを期待しています。
弊社も今後は、小型車の配送業務を積極的に新規開拓し、ここで未来の大型トラックの乗務員を育成し、乗務員不足を長期的に解消していきたいと考えています。その足掛かりとして、瀬川君の今後の働きと成長を焦らずに見守っていきたいと思います!
震災地熊本へ長期復旧派遣
小倉営業所所属の引越部門担当の岡田君が、今回の熊本地震による工場の復旧作業にお客様の依頼で長期派遣されこの度、無事に帰還いたしました。
工場内での作業は、余震の続く中での作業という事もあり、安全を最優先にしつつ、引越業務で鍛えたノウハウとパワフルさ、そして真っ直ぐで熱い性格と想いを武器に、熊本に泊まり込みで早期復旧を目指して頑張ってくれました。
これからも、復興に向けた動きがたくさん出てくると予想されるので、今、自分にできる復興の手助けを各自が意識しながら、行動に移していきましょう!
洗車と整備もプロの仕事
昔に比べて車両が停車することは減りましたが…。
そんな時でも、プロドライバーは誰に指示されることも無く、与えられているトラックをキレイに念入りに洗車したり、オイル交換をするなどして、いつでも100%の力で業務に従事できるように車両の手入れを怠りません。
こういった先輩社員の背中を見て、新人は学び成長します。プロとしての心構えを、学んでいきましょう!
バイクツーリングいいね!
福岡営業所所属の矢永君は、バイクツーリングが趣味です。上図の写真もバイクが小さく写っています。最近、ダンプ乗務員の出口さんと伊藤さんもバイクで通勤するなど、社内でバイクブームが来ているようです。愛車のバイクと一緒に移った写真のある方は、ぜひ教えて下さい!
皆で愛車自慢をしましょう!(笑)
歴史と人物に学ぶ NSP経営躍進塾資料より 「会社再建王 坪内壽夫翁 ⑯」 著:野見山 登
本田宗一郎と水枕
ホンダ創業者、本田宗一郎氏は、自らのアイデアを出す研究熱心な経営者で、ホンダを世界の自動車メーカーに育て上げられました。坪内翁は、当時のあさひ銀行松平忠晃相談役(元、日本銀行松山支店長)の自宅で紹介された。研究家の本田宗一郎氏は、後に坪内翁を自宅に呼び寄せアイデアを提供して下さったそうです。わざわざ用意していた水枕を手に持ち『坪内君この水枕のように衝突しても、荒波にもまれても沈まない船を造ったら』と提案なされたのです。坪内翁は早速、来島ドックでコンパクトな、しかも沈まない安全なゴム製のボートを開発した。
これが現在の救命ボートであると…。
元総理大臣池田勇人氏の 『所得倍増論と池田は嘘を申しません』の逸話
池田勇人氏は総理大臣就任前、吹き出物が治らない為、四国88ヶ所巡りをし治療を祈っていた。松山市に立ち寄った際、池田氏が税務署長時代の部下だった大平正芳氏(後の総理大臣)が坪内翁を紹介した。
坪内翁と親交を深めた池田氏は『一言で大衆の心理をつかむ言葉はないか』と、相談しました。
総理大臣を目指していた池田氏にとって、国民の支持を得るキャッチフレーズは、政治家にとって命だったからです。
映画館経営をしていた坪内翁は早速、映画の題名をつける人に『大衆の印象に残る名文句は、何じゃろか?』と尋ねたそうです。色々な言葉を教えてくれたが、結論に達したのは『サラリーマンは給料が上がり、商売人は儲かること』であった。坪内翁は池田氏に『月給を2倍にする政策を進言』し、『政治家は嘘をつくことが多いので、嘘は決して申しません』と付け加えろと勧めたそうです。
この話から池田氏は『所得倍増論』を展開し『池田は、嘘は申しません』を選挙の合言葉に国民の支持をえたのです。昭和36年から実施された所得倍増計画は、日本の高度成長をもたらし世界有数の経済大国に発展しました。
元総理大臣田中角栄氏と浪花節
田中角栄氏は『老人票を獲得する方法』を坪内翁に相談されたそうです。坪内翁は『老人をひきつけるには浪花節が一番いい』と助言し、浪花節をつくって差し上げました。
出来上がった浪花節は「田中角栄とその母」と題し、親孝行の田中角栄氏の人となりをわかりやすく唄ったものでした。田中角栄氏は、この浪花節のテープを新潟の選挙区の老人に配った。お蔭で老人票を増やすことができ大喜びされたそうです。
その後、再度田中角栄氏は「女性票が少ない」と再度相談に来られた。
坪内翁は、作家の平岩弓枝さんを紹介し「平岩弓枝さんに話してあるので相談して下さい」と進めた。
平岩弓枝さんは「奥さんを大事にしなさい」と田中氏にアドバイスし、田中氏の夫人・
ハナさんを人気歌舞伎俳優の市川団十郎の講演会会長にされました。
団十郎氏の襲名披露式には、田中氏がハナさんに付き添って出席し、夫婦の仲の良さをアピールしました。このお蔭で女性票も伸び、総理大臣の名声を高められた。田中角栄氏の講演会、越山会の基礎は、「田中角栄とその母」の浪花節のテープと角栄の妻ハナさんの団十郎氏の後援会会長の影響が大きいのではないかとよく言われていた。
歴史と人物に学ぶほど生きた学問はない! 安岡正篤先生の言葉
次号もお楽しみに!
森信三先生のことば
「わたくしの学問論」
「真理は現実の唯中にあり」というのが、わたくしの学問観ですが、もしこれを積極的に言い換えれば、「真理は現実を変革する威力をもつものでなければならぬ」ともいえましょう。そしてこの二つが、私の学問論の根本になっているわけです。そしてこれらの二つを踏まえつつ、常に異質的両極を切り結ばすところに、私の学問論の基礎があるともいえるわけです。 (「幻の講話」)
社長の心根
いつもご覧いただきありがとうございます。今号からメールにて配信させていただいている方には、今迄と違った形式でお送りさせていただいております。
さて、弊社の社員数がもうすぐ60名を超えるほどの規模となってまいりました。これもひとえにこの夢トラを読んでくださっている方々のお蔭と感謝しております。ただ、人が増えてくるとその分、様々な人間関係の問題が発生してくるものです。それぞれの人の育ってきた環境は違うので、想いや考え方感じ方は違って当然です。そのせいで摩擦が起きるのも仕方のないことだと思います。しかしながら、一人一人が他の人を「何故あの人はああ言ったのだろう?」「何故あんな行動をとるのだろう?」と考え、言動の背景に想いを馳せ、思いやり、自分の利益を考えるのではなく、他人の利益を考えて行動し、会社の社員全員が、一つの目標に向かって邁進すれば、人間関係の問題は限りなくゼロになるのではないかと思います。
私自身そういった、思いやりのある人間でありたいと思っていますし、社員の皆さんもそういった人であってほしいと願っています。そういう思いやりのある人々が働く会社はきっと、皆で幸せになることができると信じています。
感謝
取締役社長 平川隼大