二宮尊徳先生のことば

「積小為大」

大事をなさんと欲せば、小さなる事を、怠らず勤むべし。
小積もりて大となればなり。およそ小人の常、大なる事を欲して、小なる事を怠り、出来難き事を憂いて、出来易き事を勤めず。それゆえ、終に大なる事あたわず、それ大は小を積んで大となる事を知らぬ故なり。

(「二宮翁夜話」)

わたくし共は、日常のさ事小事を軽んじやすいものです。またわかりきったこと、あたりまえのことを軽視しがちですが、
そうした凡事の実行の中に、貴重な種子が宿されていることに気づきたいものです。「平凡なことを非凡にやりつづける」をモットーにせられ、「良樹細根」をモットーとせられる鍵山秀三郎先生を思います。

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