ベトナム人実習生技能実習生2期生の採用面接を行いました

ベトナム人の技能実習生大安2期生の採用面接に、伊藤、大坪、光永の3名がベトナムの首都ハノイまで5月のゴールデンウィークが明けてから、出張してきてくれました。
今回、2期生ということで、1期生と一緒に仕事をしている中での、現場の声を聴き、以下の2点に採用の重点基準をおいて面接を行いました。
①お金を稼ぐ以外の日本に来る明確な目的を持っている。例えば、日本語を覚えてベトナムへ帰国後、日系企業に勤めるや、日本語の先生になることなど。
②明るく陽気で、自ら積極的にコミュニケーションを取ることができる。です。
この二つの基準は、会社が実習生に、ただ単純に労働力だけを求めているわけではないからです。 彼らに求めていることは、社内で積極的なコミュニケーションを片言でも、陽気に取ってくれることで、社風の向上の一助になって欲しいと考えています。また、最近の人々が忘れている、礼儀や仕事に対する姿勢を省みるキッカケになって欲しいという思いもあります。これは、実際に現地に赴き、日本語学校の生徒達の日本に対するキラキラした憧れの眼を見ると感じてくれると思います。今回、初めてベトナムへ行った、伊藤さんと大坪さんは、光永さんと共に実際に感じ取ってくれたようでした。最近のテレビでは、外国人実習生の悪い事ばかりが報道されています。そういった背景からか、1期生受け入れ時は、近所から激しい反対を受けることもありました。しかしながら、そういった悪い事が起こっているのは、日本の受け入れ側にも大きな問題があるということが、実際に、彼らを受け入れてみて感じています。
ベトナムの方々は親日的です。日本に対する憧れもあります。彼らは、日本に来て、技能を学び日本語を学んで、祖国へ帰り、家族のために少しでも良い給料を得ようとして、日本に借金
をして来ています。弊社に入社している1期生は、日本に来るために、約30万円ほどの借金をしてきているようです。これを、一生懸命返済しつつ、家族の為に働いています。弊社で今、11万円ほどの手取りの給料のうち9万円以上をベトナムへ送金しています。弊社としては、マジメで勤勉なかれらが、問題を起こすことが無いように、実習生達と社員の交流を積極的に行っています。よく来てくれた!という状態を皆でつくっています。また、東九州ヒューマンサポート事業協同組合では、日本語能力の高い駐在員を常に常駐させくれているので、小さな疑問や問題をすぐに通訳して解決できる環境も整え働きやすい環境を整えています。
これからも、彼らだけに限らず、社員皆が働きやすい環境を作り続けます。

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