森信三先生のことば

「わたくしの学問論」

「真理は現実の唯中にあり」というのが、わたくしの学問観ですが、もしこれを積極的に言い換えれば、「真理は現実を変革する威力をもつものでなければならぬ」ともいえましょう。そしてこの二つが、私の学問論の根本になっているわけです。そしてこれらの二つを踏まえつつ、常に異質的両極を切り結ばすところに、私の学問論の基礎があるともいえるわけです。 (「幻の講話」)

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