11月15日(火)北九州国際会議場で行われた「北九州SDGs登録制度 第一次登録証交付式」に社長の名代として本社伊藤部長が参加しました。
社長が中心となり活動していたSDGsですが、今回伊藤部長が参加してくれたことにより、この活動がどういった内容で、どういった意味を持つのかを理解してもらえる良い機会となりました。
これからも、地域社会の一員として積極的にこういった活動に参画してまいります。
目次
北九州SDGs登録制度とは
SDGsの達成に寄与する市内企業・団体を登録し、その取組みを「北九州市SDGs未来都市計画」との関連付けを行いながら「見える化」することで、市内企業・団体等のPR及びSDGsの普及・実践を図る制度で、有効期間は3年間、登録料は無料です。
⇑ この制度を教えれくれた、㈱南立ホールディングスの瀬戸口社長とパシャリ!
第一次登録事業者数は219事業者が登録されました。
登録するメリット
・北九州市ホームページ等で自団体の SDGsの取組みをPRできます。
・取組みのPRにより、自団体の認知度、価値が向上し、多様な人材の確保やビジネスマッチングによる新たな事業機会の創出等に繋がります。
・社会課題の解決を自社の活動と関連付けることで、持続可能な成長・競争力の向上に繋がります。
・北九州市の総合評価落札方式における加点や、有利な融資制度等の適用を受けることができます。
・「SDGs経営サポート」に参加する金融機関からSDGsに関する支援を受けることができます。
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール、169のターゲットが設定されるとともに、進捗状況を測るための約230の指標(達成度を測定するための評価尺度)が提示されています。
SDGs未来都市について
SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中で、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域を国が「SDGs未来都市」として選定するものです。
特に先導的な取組については、「自治体SDGsモデル事業」として選定されます。選定された自治体は、国と連携しながら、3年間の計画を策定し、実施することとされています。
第2次募集受付中
募集期間:R3/10/1~12/31
登録日:R4/2/1
講演大成功につきパーカーをいただきました
ディ・クリエイト安全を考える会にて平川社長が「AIドラレコ超活用術」というテーマで数十名の参加者の中ZOOMで講演を行いました。
講演内容のポイントは
・運転の行動パターンを変える
・小うるさい指導はAIに任せる
・管理者の負担を減らし社風を良くする
もし、聞きそびれたという方がいらっしゃいましたら、個別対応しますので、ご連絡下さい。
北九州市道路サポーターに登録しました
この度、SDGsの取り組みの中で、北九州市道路サポーター制度を知り、道路を職場として使用させていただいている運送会社としては、是非登録せねばということで、登録させていただきました。
サポーターの認定書が届いてすぐに、前面の道路を清掃して先ずは活動をスタートしました。
北九州市道路サポーター制度とは
北九州市では、地域の皆さんによる道路の清掃や点検などのボランティア活動を応援します。
北九州市道路サポーター制度に、登録頂いたみなさんには、清掃用具や花の苗などを支給する支援メニューを用意しています。
これから、あるいは以前から地域の清掃活動などを行っていただいている団体はもちろん、企業のみなさんも大歓迎です。
ぜひ、道路サポーターとしてきれいで気持ちの良いまちづくりにご協力をお願いします。
北九州市道路サポーター制度の支援内容
・清掃用具の支給、貸与
・花苗の支給
・ゴミの回収など
・市民活動保険
・散水栓の設置
・サインボードの設置
支援対象団体
・道路の清掃、維持活動等を行う10人以上の団体
・活動延長が100m以上
・年3回以上の活動を行えること
活動内容
道路の清掃活動及び道路施設の点検、異常等の通報と
ともに、花壇の手入れなどの景観美化活動など
活動場所
市が維持管理する道路
広報活動
・「道路サポーターの紹介」道路サポーター認定団体の紹介を北九州市道路
サポーターホームページに掲載しています。
年4回道路サポーターだよりを発行します。
・「道路サポーター総会」年1回程度、道路サポーター団体相互の交流や他都市の情報提供を目的として、総会を開催しています。道路サポーター事業の拡大や、登録団体皆様の活動のさらなる発展につなげていくものです。
出産ラッシュでお祝いだらけ
福岡支店では、若いドライバーさんが活躍しており、最近は出産ラッシュが続いていてお祝いだらけとなっています。それだけ安心して働いて下さっているということでしょうから、この安定感をこれからも継続していきます。
★産休に入っていた池平係長も無事に生まれた報告を受けております(夢トラ掲載には間に合いませんでした。)
原油価格高騰の背景と今後の分析そして運送会社の対応
最近、ガソリン価格が高騰していて家計にも企業の収益にも非常に大きな影響が出ています。
勿論それは弊社にとっても死活問題ですので、今後、このガソリン価格は、どうなると予想されているのか?
調べてみました。結果。「高止まりが簡単に解消されない」と予想されていることが判明し、愕然としております。
それでは、なぜ、この状態が続き簡単に解消されないのか?今後、運送会社はどうしなければならないのか?解説していきます。
それでは、まず原油価格が高騰している背景から解説します。
実はいま、世界的に原油だけでなく、石炭や天然ガスの価格も高騰しています。そもそも、通常、原油価格は天然ガスよりも高い事が普通です。それぞれメリットデメリットありますが環境面で言えば、CO2の排出量が少ない天然ガスは、環境政策を進む欧州を中心に需要が高まり、コロナからの経済回復等により需給がひっ迫し価格が跳ね上がっています。これによって、天然ガスよりも価値があると見られてきた原油が、一転格安なエネルギーに一時的になりました。すると、途上国を中心に需要が増加し、原油価格を押し上げる格好となってしまいました。
こういった背景をみると、中東の産油国は、一見、もうけが増えるように聞こえそうですが、そうとも言えない背景があります。
それは、ライバルのシェールオイルです。
それまで、世界の原油生産の8割近くを占めていたOPECが圧倒的な価格支配力を維持してきましたが、シェール革命によりOPECの独占体制が揺らぐことになり、シェアが3割程度まで低下してしまいました。
しかしながらシェールオイルにも開発コストが非常に高いという難点があります。
ですので、原油価格が高騰してくると生産が増え、原油価格を結果的に抑制し、相場を崩す役割を担ってきました。
つまり、OPECからすると、価格上昇は稼ぎ所であるけれども、そのために価格を上げ過ぎてしまうと、シェールの再増加を許してしまって自分たちのうまみが減るということです。
これが、今年の10月に天然ガスの価格高騰に伴って原油価格が押し上げられ、シェールオイル増産の条件を満たしてしまった。
このシェールのおかげで、原油高にブレーキがかかったので、我々にとってはありがたい状況です。
しかし、原油価格を取り巻く状況はこれだけではなく、脱炭素が関係してきます。
そもそも原油は化石燃料であり、脱炭素で見れば、将来的に依存度が下がっていく燃料です。中東各国からしたら自国の命運がかかています。しかしながら最近ではサウジアラビアやUAEも将来的な脱炭素を宣言しました。
この脱炭素をチャンスに産油国の思惑としては、生産コストの低さからライバル企業が撤退した後に残存利益を総取りするシナリオを持ち、原油価格を最後は高止まりさせる。また、今回のようなパンデミック等の予期せぬ事態に非常用エネルギー現として化石燃料は必要になることは大いにあると見込んでです。
いずれにしても、化石燃料をめぐる状況は不安定になっていき、長期で見れば供給が閉まっていく流れは確実で、一方で世界のエネルギー需要は増えていくので、コストが下がるという期待は低い。そうなると外部依存が高い日本は影響をもろに受ける格好になる。
以上のようなことから、我々運送会社もエネルギーの調達コストをどう安定化させ、抑えていくかということを考えていかないと、こうした外部要因によって振り回されることが続きますので、
今後弊社は、
・再生可能エネルギーで走るトラックへの移行を検討します。
・お客様の物流を効率化して単に値上げに頼らずウィンウィンの関係を構築していきます。
・近場を走るシェアを増やし相対的に長距離便のシェアを減らします。
年末から年始にかけて、今後の物流効率化に向けたご相談に伺うことがあるかと思いますが、安定的に物流サービスを提供していくためにも、何卒、ご協力のほどよろしくお願いいたします。