二宮尊徳先生のことば

「四つの厳法」

世界の中、法則とすべき物は、天地の道と、親子の道と、夫婦の道と、農業の道との四つなり。この道は誠に、両全完全のものなり。百事この四つを法とすれば誤りなし。予が歌に、
おのが子を恵む心を法とせば学ばずとても道に到らんとよめるはこの心なり。
(『二宮翁夜話』)

生き方の原理として、尊徳先生は、一、天地の道 二、親子の道 三、夫婦の道 四、農業の道を挙げられましたが、これは 一、随順の道 二、敬愛の道 三、親和の道 四、勤労の道とも言えるのではないでしょうか。とりわけわが子を恵む慈愛の心を強調されました。

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